いつの間にか、梅雨の後半戦になってきました。
晴れの日も空気がジメジメと湿度を含み、夏本番のようですね。
さて、みなさま、フィラリア予防はしっかりしていますか？
ほとんどの方がフィラリア検査を終え、今年の予防を開始しているようですが、まだちらほらと予防を開始していない方がいらっしゃるようです。
ここ数日の高温で、蚊が爆発的に増えています。
まだフィラリアの予防を開始していない場合は、検査をして開始しましょう！
私も自宅と院内で蚊に刺されました。
車のタイヤ周りをちょっとチェックしていたら、あっという間に刺されています。
外出時には虫除けスプレーが必要ですね。
人間も動物も、刺されるのは非常に不愉快なものです。
ノーマットを起動し、庭仕事用の藪蚊避けスプレーを出入口に散布したのに、いつの間にか家の中に蚊が入って来る！
ここ数日、血に飢えたモンスターと戦っていましたが、やっと今日、何とかパチンとやれました。
蚊との攻防戦はもう本格的に始まっています。
早めに検査を済ませた方は、忘れずに予防薬を使ってくださいね。
フィラリア予防を忘れていた方は、検査をして予防を始めしょう。
フィラリアの予防期間は４月下旬～１２月初め頃です。
予防薬と呼ばれますが、フィラリアが大きくなる前に定期駆虫するための薬なので、飲ませ終わりの期間がとても大切です。
また、成虫は多数の子虫を産みながら、心臓から肺に寄生しています。
成虫がいる場合に予防薬を飲ませると、大変危険です。
毎年の予防開始前に検査をしましょう。
毎年、アニス動物病院だけで２〜５頭の新規のフィラリア感染犬が増えています。
フィラリア感染による死亡も起こっています。
実際に悲劇を起こしている寄生虫病です。
愛する動物たちのために、ぜひ正しい知識を持って予防をしてください。
