昨日まで暖かかったのに、急に冷え込んできましたね。
11月28日にヤブ蚊が出ていたので、12月も我が家の愛犬ハルにフィラリア予防薬を飲ませないといけないなぁと思っていたら、週末にかけて、これからグングン冷え込む予報だそうです。
今年は本当に気温の変化が激しいですね。
ハムスター、ウサギ、モルモットなど、体の小さな草食動物は気温の変化に敏感です。
暖かい日と寒い日の変化が激しいせいか、先週からウサギの食欲不振・体調不良が増えています。
ウサギの最適気温は24℃〜18℃と言われていますが、基本的に気温変化が苦手な動物です。
草食動物は本能的に体調不良を隠します。
食事の量や、便の量と形状をよく観察しましょう。
食欲不振や軟便など、体調不良に気が付きましたら早めにご相談ください。
ところで・・・
ハムスターは冬眠させてはいけません。
気温が低くなると、呼吸も心拍数も極端に少なくなる「疑似冬眠」をしますが、これは冬眠と言うより凍死の一歩手前の「仮死状態」と言っても良いでしょう。
高確率で死亡しますので、絶対オススメしません。
10℃以下で起こると言われていますが、日照条件が悪いと、もっと気温が高くても起こるようです。
眠ったまま起きずにそのまま死亡してしまう場合もあれば、起きたものの体調が戻らず間もなく死亡する場合もあります。
体調を壊さないように、暖房やハムスター用パネルヒーター、風避け、巣材(綿や牧草がオススメ)などの寒さ対策をしましょう。
犬や猫も、老齢または幼齢だと寒いのは苦手ですよね。
また、アンダーコートがない犬種は寒さが苦手です。
一昨年、愛犬 ハルがコタツの上掛けの中綿を引き出した挙げ句、コードをかじって盛大に感電して以来、コタツは我が家から姿を消しました。
その時の様子はこちら→院長ブログ「痙攣(けいれん)?!」
コタツのなかで脱糞失禁して痙攣していました。
すぐに気付いて良かったです。
それ以来、かわりに金属製の湯タンポを利用しています。
皆様もペットの火傷や感電に気を付けて寒さ対策をしてくださいね。