先日、子供と山の付近の公園に行ったときのことです。
子供が「あ、蜘蛛がついてきた。」と言うので見てみたら、マダニの幼体でした。
虫除けスプレーをかけていたので、皮膚に噛みつけずに服の上をウロウロしていたようです。
過ごしやすくなって、犬と一緒に外に遊びに行くことも増える時期です。
マダニが媒介する「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」は、年々増えており、死亡者も出ていますね。
猫や犬にも症状が出ると言う報告や、そこから唾液等を介して人にうつる疑いがあると言う報告もあります。
マダニは他にも、犬や猫に「バベシア症」と言う悪性の貧血を起こす原虫疾患も媒介しています。
フラフラして元気がないと言う事で診てみたら・・・。
毛に隠れてマダニがビッシリ・・・。
ノミが大運動会・・・。
ノミやマダニが多数寄生すると、それだけで貧血を起こします。
2〜3年に一度はあるノミ・マダニの多数寄生は、もはや恐怖映像です。
しかも、ノミは室内で繁殖して、人間も刺します。
最近は減りましたが、蚤取り首輪や謎のハーブでは、しっかり予防出来ません。
動物病院または動物病院併設のショップ等で購入出来る「動物用医薬部外品」と書いてある物は、効果・持続性・安全性が断然違います。
人間も動物も、外遊びのときには熱中症に気を付けて!
ノミ・マダニ対策をして!
拾い食いせず!
生水を飲まず!
安全に遊びましょう。
外遊びの後は、お風呂で汚れを落としましょう!