先日、病院で迷い犬を保護しました。
首輪に狂犬病の鑑札が付いていたので、スタッフが市役所に問い合わせ、その日のうちに家に帰ることができました。
ワンちゃんの首輪に、飼い主の電話番号や名前を書いていますか？
今の時代、電話番号を書くのは怖いですね。
狂犬病の鑑札は付けていますか？
ちょっと大きいし、一生に一度しかもらえない札なので、紛失が怖いかもしれませんね。
では、動物病院の電話番号と愛犬の名前だったらいかがでしょう？
ハードルがかなり下がると思います。
名札じゃなくても、首輪の表や裏側に直接書くという方法もありますよ。
狂犬病の「登録鑑札」ではなく「注射済み票」なら、毎年発行されるので、折り曲げたりの工作もしやすいのではないでしょうか？
マイクロチップを埋め込んでいれば、首輪が外れても当院のようにマイクロチップリーダーを持つ動物病院や動物保健所で飼い主さんの情報を得ることができます。
ただし、登録はAIPO（動物ID普及推進会議）にしていますか？
小さな団体にしか登録していないという場合があるので注意しましょう。
保健所や動物病院など、保護して検査をする可能性が高い団体に登録するのが安全ですね。
詳しくは、日本獣医師会ホームページをご覧ください。
１年に何件かは必ず、迷い犬の相談があります。
外飼い・室内飼い関係なく、年齢・性別にも関係なく、「ウッカリ！」や「まさか！」の事態が起こってます。
もしもの時に備えて、家族の元に帰れるようにしましょう。
