先日、製薬会社のビルバックさんの主催で、スタッフ向けのミニ勉強会をしました。
今回は犬猫の口腔ケアのお話でした。
●歯の構造や唾液の成分が人間とは異なるので、虫歯にはならない代わりに、歯垢や歯石が付きやすく、歯周病のリスクが高い事
●小型犬は歯の隙間が小さいので更にリスクが高くなる事
●お口の臭いの原因
などを教わりました。
歯磨き製品については、普段使っているオーナーさん達からお伺いするご意見を交え、使い勝手や、より良いケアの指導方法などをスタッフと講師の先生とで、活発に意見交換していました。
いきなり歯ブラシを口につっこむのではなく、まずは顔や口の中を触らせてもらうことが大切です。
触られることに慣らすために「美味しいペーストを歯になすりつけるところから、歯磨き道は始まる!」とのこと。
参考 >> ブラッシングの方法
と言うことで、アニス動物病院の看板猫ぷーすけにチキン味の歯磨きペーストを味見してもらいました。
クンクン臭ってから、ペロっと舐めてくれました。
嫌がる様子はなく、むしろ「もっとちょうだい」と言っているようでした!
歯磨きペーストも、以前より美味しく、舐めるだけでも歯周病リスクを減らしたりと色々進化していて、日頃のケアの大切さを再認識した勉強会でした。
確かに、日頃から口腔ケアをしている子は、抜歯しなくて済むことが多いです。
ワンちゃんネコちゃんも飼い主さんもストレスにならないように、美味しく楽しく、お口のケアをがんばりましょう!