また寒波が来ています。
ここのところ、寒かったり暖かかったりと、目まぐるしく気温が変化しますね。
ハムスターさん達は、疑似冬眠しないように気をつけましょう！
下痢、嘔吐が急増しています。
お部屋の温度を調節してあげてくださいね。
先日、なんとなく元気・食欲がない、一日に何回か吐く・・・というような症状が長引いている子を検査したら、膵炎（すいえん）を発症していました。
幸いまだ膵炎は初期で、二日間ほど膵臓（すいぞう）を保護するための点滴をして、元気に帰って行きました。
下痢嘔吐により、膵炎や胆管肝炎が起こり、そこからまた下痢嘔吐が引き起こされ、更に長期間の下痢や嘔吐が起こることがあります。
急性膵炎は激痛を伴うと言われていますが、慢性膵炎はあまり痛くないので、長期間気が付かないことも多いそうです。
それともうひとつ。
寒さのためか、最近ぱたぱたと膝の手術が入っています。
人間も、寒いと膝や腰や頸に痛みが出たりしますよね。
特に元々膝や腰を痛めている子や、お年寄りの動物は、部屋を暖めてあげてくださいね。
「動物は寒さに強いはず！」と思っていませんか？
確かに野生動物は強いでしょう。
強くない個体は死にますから。
しかし、家庭で飼われているペットたちは、寒さや暑さに弱くても、人間に守られて生き残ってきたんですよ！
人間と同じく、寒ければおなかを壊して体調不良にもなりますし、関節などの節々の痛みも酷くなりますよ。
