いつのまにか春が来たようです。
梅の花が咲き、杉花粉が飛散し、雄ネコのケンカの声も何処からか聴こえてきます。
我が家の猫達(去勢済み)も、なんだかソワソワしています。
ソワソワついでに、テーブルの上に乗って人間の食べ物を盗ったり、マグカップに顔を突っ込んで牛乳やスープを飲んで行く頻度が増えているので頭にきます。
もはや人間の尊厳をかけた食べ物争奪戦です。
(ちゃんとフードは与えてます。)
・・・春の縄張り争いも始まったのではないでしょうか。
避妊手術の際に卵巣と子宮を摘出しますが、犬も猫も発情している子が多くなってきました。
犬猫の妊娠期間は、約60日です。
「お腹が大きいなー?!」と気づいた時には、既に産まれる直前の場合もあります。
産まれて来ることが出来る子犬や子猫を堕胎することは、すごく精神的に参ります。
でも、暖かい家も食べ物もなく、もちろんワクチンを接種されることもなく、心優しい人に保護された時には既にガリガリに痩せてボロボロで、治療の甲斐なく儚くなっていく子犬や子猫を見送るのは、もっと哀しいことも知っています。
春は恋の季節。
避妊・去勢手術は、不幸な子犬や子猫を増やさない為にも、やはりお勧めします。
外に出る猫のケンカによる怪我や交通事故はもちろん、犬の散歩中や庭からの脱走による行方不明や事故も増えます。
春一番で壊れたり開いてしまった柵や扉にも充分注意しましょう。